結婚式は人生最大のイベントのひとつであり、その中でも特に重要なアイテムとしてブーケが挙げられます。
ウェディングの華やかさを象徴するブーケは、花嫁さんが手に持ち、最後にブーケトスをすることで幸せを分かち合う象徴的な存在です。
ここでは、ウェディングブーケの魅力や最新トレンド、ブートニアや造花（アーティフィシャルフラワー）の利用についてお話ししましょう！

1. ウェディングブーケの魅力

ウェディングブーケは、ブライダルパーティーの最も重要なアクセサリーのひとつ。花束の中でもとりわけ注目を集める存在です。
ブーケの魅力として、花嫁さんのドレスやヘアスタイルとコーディネートされたデザインやカラーが、結婚式の雰囲気を一層引き立ててくれます。
さらに、ブーケの形や大きさ、花材を選ぶことで、花嫁さんの個性やこだわりが表現できるのも大変魅力的です。

伝統的なウエディングブーケとしては、花嫁の美しさを引き出すように、香り高く、愛らしく、印象的でなければなりません。
結婚式に使われる伝統的な色は、白、緑、赤が一般的で、カスミソウ、シダ、枝ものや葉などの緑が加えられることが多いようです。

花は純粋無垢の象徴であることから、ブライダルブーケに使われることが定着しています。
諸説ありますが、ブーケの始まりは、昔ヨーロッパで男性が女性にプロポーズするときに野の花を摘んで、それを花束にして差し出したのがブーケの始まりといわれています。

2. ウェディングブーケのおしゃれなスタイルと種類

ウエディングブーケといえば、クラシックな「ラウンド」ブーケが今でも最も人気のあるスタイルです。
このタイプのブーケは、花束を花嫁が持つためのハンドルに集めたものです。花びらやグリーンを外側に散りばめて、美しさを際立たせることもできます。

花材もバラ、シャクヤク、チューリップ、カラユリなどが一般的ですが、最近ではアンスリウム、クチナシ、プロテアなど、よりユニークで珍しい花を選ぶ傾向があります。
また、ブーケの形や大きさもさまざまで、1種類の花からさまざまな花の塊まで、さまざまなものがあります。

ポージーブーケは、サイズが小さめで、丸や楕円の形が多く、シンプルで素朴な雰囲気が好きな花嫁にぴったりです。
また、アームブーケも人気があり、持つのではなく、腕にかけるようにデザインされています。このスタイルは、ヴィンテージ風のルックを好むカップルに最適です。

3. ウェディングブーケの最新トレンド

ウェディングブーケの最新トレンドですが、最近ではナチュラルでやわらかい雰囲気の花束が人気です。
例えば、グリーンやドライフラワーを取り入れたデザインや、カラーはパステルカラーが主流となっています。
また、豪華さよりも小ぶりで使いやすさを重視したブーケもトレンドになっています。

さらに、ブーケに使用される花材にも変化が見られます。
これまで生花が一般的でしたが、最近では造花（アーティフィシャルフラワー・アーティフィシャルブーケ）を使用したブーケも増えています。

造花のウェディングブーケは、見た目がリアルで色あせず、経済的な点やアレルギー対策としても優れているため、選択肢として注目されています。
質感などクオリティが高いものは、生花のブーケと同じ美しさと魅力を備えており、生花よりアレンジする手間やコストがかかりません。さらに、持ち運びが簡単で、後日に記念として残せるのも魅力です！
また、貝殻、石、羽、布などの要素を取り入れることを選び、ブーケにユニークで唯一無二の表現やオリジナリティあるデザイン性を持たせることも人気となっています。

もうひとつのトレンドは、ブートニアやその他の花のヘアピースを使うことです。
例えば、カスケードフラワーやフローラルリースをあしらったブライダルヘッドピースは、ロマンティックで気まぐれなスタイルを目指す花嫁にぴったりです。

ブートニアは、花婿さんが胸元に付ける小さな花飾りで、花嫁さんのブーケとお揃いのデザインやカラーでコーディネートされることが一般的です。
ウェディングパーティーや親族など、ゲストの男性陣もブートニアを付けることで、統一感のある結婚式を演出できます。

4. 一番大切なこと

ウェディングブーケの選び方やトレンドについて触れましたが、何より大切なのは花嫁さんが自分らしいブーケを選ぶこと。
結婚式におけるブーケは、花嫁さんの心を形にしたかけがえのないアイテムです。
クラシックなラウンドブーケ、モダンなアームブーケ、高品質なアーティフィシャルブーケ、珍しい素材を使ったまったくユニークなものなど、ブーケはふたりの愛とこだわりを反映するもの。
ウェディングのトレンドを参考にしつつ、花嫁さん自身が満足できるブーケを選んで、最高のウェディングを演出しましょう！